ミジンコは肉眼で見える?種類別の大きさ比較と顕微鏡なし観察術
メダカ飼育などのために自宅でミジンコを増やしている場合、日々の生存確認と適切な環境管理が全滅(リセット)を防ぐ鍵となります。
ミジンコ培養時の生存確認は、容器の側面にライトを当てる方法が最も手軽です。光を当てた部分に数分でワラワラと集まってくれば順調に繁殖している証拠です。逆に、底の方に動かない死骸が溜まっていたり、水面に浮いたまま動かなくなっている個体が多い場合は、酸欠や水質悪化の兆候となります。
ミジンコの繁殖と寿命には独特のサイクルがあります。通常、水温20〜25℃の適温下では単為生殖を行い、メスが交尾なしで自分のクローンとなる子どもを直接産み落とします。この環境でのミジンコの寿命は約2週間から1ヶ月程度と短いものの、数日おきに爆発的なペースで増殖します。
しかし、水質の悪化、水温の急変、過密飼育や餌不足などのストレスが重なると、集団の中にオスが出現し、有性生殖によって黒い楕円形の「休眠卵(耐久卵)」を背負うようになります。肉眼でミジンコの背中に黒い粒が見え始めたら、環境悪化の危険信号です。速やかに間引きを行って過密を防ぎ、水換えや生クロレラ・イースト菌などの給餌を行って環境を整えましょう。