猛暑で眠いのは危険信号?熱中症の初期症状と自律神経の乱れを解説
十分な休養や水分補給を行っても耐えがたい眠気が続く場合、背景に別の疾患が隠れているケースも視野に入れる必要があります。暑いと眠くなる病気の可能性として代表的なものは以下の通りです。
まず疑われるのが睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。夏場は寝苦しさから夜間の睡眠の質が著しく低下しやすいうえ、エアコンの乾燥や口呼吸によって気道が狭くなり、無呼吸発作が増加して日中に猛烈な眠気を引き起こします。
また、代謝を司るホルモンが不足する甲状腺機能低下症や、自律神経の調節がうまくいかない起立性調節障害・低血圧症も、夏の暑さによって症状が顕在化しやすい疾患です。「水分を摂って体を冷やしても眠気が数週間改善しない」「日常の会話中に意識が落ちる」といった状態が続くなら、速やかに内科やかかりつけ医を受診してください。