スノボウェアの下に着るもの決定版!ヒートテックNgの真相と防寒新基準
ゲレンデで若者を中心に定番スタイルとなっている「アウターウェアの下にフード付きスウェットパーカーを着る」というコーディネート。見た目にはストリート感がありスタイリッシュですが、機能面では非常に大きなリスクを孕んでいます。
一般的なスウェットパーカーの主原料であるコットン(綿)は、自重の何十倍もの水分を保持し、一度濡れると気温20度の室内ですら完全に乾くまで数時間を要します。雪山で転倒して首元や裾から雪が侵入した場合、パーカーは雪を吸って氷の塊のように重く冷たくなり、滑走者の体力を容赦なく奪い去ります。晴天の春スキーならまだしも、ハイシーズンの厳冬期において綿パーカーをミドルレイヤーに据えるのは避けるべき危険な選択です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
雪山の環境と自身の滑走スタイルを見極め、以下の基準で装備を整えてください。
- 専用アウトドアインナー(モンベル等)を選ぶべき人:
・シーズン中に3回以上滑りに行く予定がある
・パウダースノーやバックカントリー、吹雪のコンディションでも滑りたい
・絶対に汗冷えしたくない、寒がりで過去に失敗した経験がある - ワークマンやユニクロ代用で十分な人:
・年1〜2回のレジャー旅行、初級者コース中心の滑走
・天候の良い日を選んでゲレンデに出る計画である
・初期費用をできる限り抑えつつ、安全マージンを確保したい - 絶対におすすめできない装備:
・日常用レーヨン混発熱インナー(標準ヒートテック)
・綿100%の厚手スウェットパーカー、私服のデニムやスウェットパンツ