バイクのタンデムバーとは?外すと違反になる保安基準と正しい選び方
タンデムバーとは、オートバイの後部座席(タンデムシート)周辺に装着される金属製の握り手(バー)を指します。タンデム走行時に同乗者が身体を支え、加速時や減速時の強い慣性力でバランスを崩したり、後方へ転落したりする事故を防ぐ重要な役割を担っています。
日常の会話やバイクショップのパーツリストでは「グラブバー」と呼ばれることも多く、両者の違いに疑問を抱く方も少なくありません。実質的な機能面において明確な線引きはなく、ほぼ同義語として扱われます。ただし、言葉のニュアンスとして「タンデムバー」が二人乗り時の同乗者保持に特化した呼び名であるのに対し、「グラブバー(Grab Bar=掴む棒)」は、センタースタンドを掛ける際や狭い駐輪場で車体を取り回す際にライダー自身が掴むアシストグリップとしての意味合いを含んで使われる傾向があります。
タンデムバーは同乗者の命を預かる安全装置であると同時に、取り回し性の向上や荷物の固定ポイントとしても活用できる多機能なパーツです。