あれから10年。「世紀の三角関係」が残したものと、主役たちの現在地
一方、騒動の「中心」にいた狩野英孝のその後のキャリアは、奇跡的とも言える。通常、このレベルのスキャンダルを起こしたタレントは表舞台から消え去るのが常世の理だ。しかし、彼は違った。
神主としての顔を持ちながら、ゲーム実況という新たなジャンルでブレイクを果たした彼は、かつての「ポンコツ愛されキャラ」をさらにアップデートさせた。謝罪会見での「野生の勘」発言に代表される、どこか憎めない天然ぶりが、視聴者の怒りをいつの間にか笑いへと昇華させてしまったのだ。