ルイボスティーを飲んではいけない人の真相!医師が警告する腎臓リスクと副作用
ルイボスティーが「妊婦の味方」として推奨される一方で、産婦人科領域で近年強く注意喚起されているのが妊娠後期におけるポリフェノールの過剰摂取です。
日本産婦人科学会などの報告や症例研究では、妊娠後期(妊娠28週以降、特に妊娠32週以降)にポリフェノール濃度の高い飲料やサプリメントを日常的に過剰摂取した場合、胎児の重要な血管である「動脈管」が予定より早く狭まる胎児動脈管早期収縮を引き起こすリスクが指摘されています。動脈管が早期収縮を起こすと、胎児の肺高血圧症や心不全を誘発する恐れがあります。ルイボスティーには特有のフラボノイド(アスパラチンやノトファギン)が高濃度に含まれるため、妊娠後期の過度な濃縮抽出液やガブ飲みは避けるのが医学的な見解です。
また、貧血治療で鉄剤を服用している方にとっても飲むタイミングには配慮が求められます。ルイボスティーは緑茶や紅茶に比べてタンニン含有量が少ないものの、ゼロではありません。ポリフェノール類は非ヘム鉄と結合して水に溶けにくいキレート化合物を形成し、腸管からの鉄分吸収を阻害する性質を持ちます。鉄欠乏性貧血の治療薬を服用する前後30分〜1時間は、ルイボスティーの飲用を避け、白湯や水で服用することが基本原則です。
さらに医薬品との飲み合わせにも盲点が存在します。ルイボスティーの血圧降下作用は、カルバジロールやアムロジピンなどの降圧薬とバッティングして過剰な低血圧症状を招く恐れがあります。また、利尿剤やリチウム製剤を服用している場合、電解質バランスの変動によって薬の血中濃度が不安定になるリスクがあるため、常用薬がある患者は主治医への確認が不可欠です。