なぜ死刑囚と結婚するのか?獄中結婚の心理と面会制限を巡る真相
日本国内で広く知られる獄中結婚の事例には、社会的影響力の大きい重大事件の当事者が名を連ねています。
2001年の大阪教育大附属池田小事件で児童8人を殺害した宅間守(2004年死刑執行)は、確定後に熱心なキリスト教徒の女性支援者と獄中結婚し、「吉岡守」へと改姓しました。妻となった女性は、凄惨な犯行に及んだ宅間に対し「真の反省と謝罪を促す」ことを目的として最期の日まで面会と対話を重ねました。
また、首都圏連続不審死事件の木嶋佳苗死刑囚は、東京拘置所に収容されている間に複数の男性と獄中結婚・離婚を経験したことで大きな注目を集めました。支援者であった男性や大手出版社の週刊誌デスクと婚姻関係を結び、苗字を変えながら手記の発表やブログを通じた外部発信を継続した経緯は、獄中における婚姻と表現活動の特異な実例として知られています。