桜餅の葉っぱは食べる?剥がす?老舗店主が明かすマナーと衝撃真相
桜餅に使用される葉なら何でも良いというわけではない。実は、国内で流通している桜の葉の塩漬けの大部分には、主に伊豆半島や伊豆諸島に自生する「オオシマザクラ」という品種が使われている。ソメイヨシノなどの葉に比べて毛が少なく、皮が柔らかくてしなやかという特性を持つからだ。
オオシマザクラの若い葉を摘み取り、木樽でじっくりと塩漬けにする工程を経て、あの独特の鮮やかな緑色と豊かな風味が引き出される。職人たちの手作業による塩加減と熟成期間のコントロールがあって初めて、和菓子の美味しさを支える名脇役が完成するのだ。