早明浦ダム貯水量の最新情報と四国の水がめの役割
早明浦ダム一つに依存するリスクを軽減するため、代替水源の開発も進められています。香川県では地下水の活用、海水淡水化の研究、雨水利用施設の普及などが検討されてきました。
既存のため池を再評価する動きもあります。讃岐平野には約14,000ものため池が点在し、これらを有効活用することで分散型の水源確保が可能になります。老朽化したため池の改修と併せて、貯水機能の向上が図られています。
広域的な水融通の仕組みも重要です。渇水時に他地域から水を融通してもらう協定の締結、水道管網の相互接続などが進められています。四国4県の連携強化は、水資源の安定供給に不可欠な要素です。
ダム再生事業の可能性
既存ダムの機能向上を図る「ダム再生事業」にも注目が集まっています。堆砂対策、放流設備の改良、貯水容量の増強などが検討され、限られた施設を最大限活用する方向性が模索されています。新規ダム建設と比べて環境負荷が小さく、コスト面でも優位性があるとされています。