伝説の「おっぱい募金」解体新書!寄付金のゆくえと熱狂の舞台裏
話は2000年代初頭にさかのぼる。地上波の老舗大型番組に対する痛烈なパロディとして企画されたのが「24時間テレビ エロは地球を救う」だった。スカパーで放送されたこの特番は、地上波では不可能な過激な企画と圧倒的なエンターテインメント性を持ち込み、視聴者の度肝を抜いた。
企画の中心人物であるプロデューサーの坂西信興は、単なる悪ふざけやポルノの枠組みにとどまらない強烈なフックを模索していた。そこで白羽の矢が立ったのが、来場者が寄付金を投入することで出演女優の胸に直接触れることができるという、破天荒な募金システムだった。成人娯楽産業のエネルギーを社会還元に結びつけるという前代未聞のアイデアは、こうして産声を上げたのである。