鬼滅の刃の掲載順推移を徹底解剖!ドベ危機から社会現象への奇跡
『週刊少年ジャンプ』において、作品の掲載順は読者アンケートの結果を反映する「人気のバロメーター」として知られています。特に新連載が始まってから約8週間後にアンケート結果が誌面に反映される、いわゆるジャンプの8週ルールが存在し、ここで下位に沈むと早期打ち切りの対象になりやすいのがシビアな現実です。
原作者である吾峠呼世晴先生の連載初期における掲載順を振り返ると、記念すべき第1話(2016年11号)の巻頭カラー以降、数話こそ上位にいたものの、第10話前後から掲載順位は一気に急降下しました。第12話や第13話あたりでは、誌面の最後尾である「ドベ」や、打ち切りラインと呼ばれる後方2〜3番目に名を連ねる週が続いたのです。
当時のジャンプ本誌は『ONE PIECE』『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』などの強豪がひしめき合っており、独特の間や独特なセリフ回しを持つ新連載の立ち上がりは、万人受けするスピード感とは言えませんでした。当時のネット掲示板やSNSでは「独特の味はあるが、次の改編期で切られるのではないか」と本気で心配されていたのがリアルな実情です。