寺島しのぶ長男・市川眞秀の素顔と未来 歌舞伎座で輝く新星の今
歌舞伎座の歴史に新たなページを刻んだ大名跡・初代市川眞秀の襲名。あの熱気にあふれた「團菊祭五月大歌舞伎」での鮮烈な御披露目から時が経ち、彼の芸はより一層の深みを増している。名門「音羽屋」の血を引きつつも、自身の名を掲げて舞台に立つ覚悟が、その一挙手一擲に宿るようになった。
歌舞伎の興行を支える松竹株式会社の期待も大きい。伝統を守りながらも次世代の客層を引き寄せるアイコンとして、彼の存在感は日に日に増している。重厚な時代物から軽快な世話物まで、役柄ごとに見せる表情の変化は目覚ましく、大星由良之助や源義経といった大役に挑む日も遠くないと感じさせる躍進ぶりだ。