琉球人とアイヌ人はなぜ似ているのか?Dna解析で迫る日本人ルーツ

琉球人とアイヌ人はなぜ似ているのか?Dna解析で迫る日本人ルーツに関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

日本列島人の起源を総合的に解明する国家プロジェクト「ヤポネシアゲノム」などの最新知見により、地域ごとの詳細な混血史が次々と可視化されています。

全ゲノム解析によって明らかになったのは、単純な「北と南の孤立」だけではありません。琉球人ゲノムの中にも中世以降の九州や本土からの人の移動が刻まれており、アイヌ人ゲノムには5世紀から12世紀頃にオホーツク海沿岸で栄えた「オホーツク文化人」由来の遺伝子成分が一部混ざり合っていることが確認されています。

日本列島人は均一な単一民族ではなく、数千年にわたる複数の移住の波と、列島各地での緩やかな混交によって織り上げられた重層的なグラデーションを持つ集団であることが、ゲノム研究の進展によって確固たる事実として示されています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

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