サーファーが突然納豆アレルギーに?海のクラゲが招く衝撃の真相と対策
日本の食卓に欠かせない健康食品の代表格である納豆。ところが、日常的に海へ入るサーファーやウインドサーファー、ダイバーたちの間で、納豆による重篤なアレルギー症状を起こす患者が目立って確認されてきました。大豆アレルギーではないにもかかわらず、なぜか「納豆だけ」に激しい拒絶反応を起こすという謎は、長年アレルギー専門医たちの間でも大きな関心を集めていました。
この謎のベールを剥がしたのが、横浜市立大学などの研究チームによる臨床調査です。納豆アレルギーを発症した患者の生活歴を詳細に分析したところ、患者の約8割がサーファーをはじめとするマリンスポーツ愛好家や日常的に海に出入りする職業の人々であることが判明しました。海という環境と納豆という日常食。全く異なる2つの要素を結びつけた犯人こそが、海中に生息する「クラゲ」だったのです。
サーフィン中にクラゲに刺された経験を持つ人は少なくありません。刺された瞬間はチクリとした痛みや局所の赤みだけで済んでいても、体の中では目に見えない免疫のスイッチが入ってしまいます。海でのアクティビティが、知らず知らずのうちに体内へアレルギーの火種を植え付けていたという事実は、多くのマリンスポーツ愛好者に大きな衝撃を与えています。