イルカ大量座礁は地震の前兆か?科学的根拠と噂の真相を徹底検証
イルカと同様にSNSを賑わせるのが、リュウグウノツカイやサケガシラといった深海魚の漂着と地震に関する噂の真相です。「海底プレートの異変から逃げて浮上してきた」と信じられがちですが、これも海洋調査によって季節風や海水温の急激な変化、親潮の南下などによる衰弱浮上が原因であると突き止められています。
また、動物の異常行動が地震の前触れとされる現象全般についても、地震予知の決定打とはなっていません。ナマズが暴れる、カラスが一斉に騒ぐ、ペットが怯えるといった証言も、地震が起きた後に「そういえばあの時いつもと違った」と思い出す心理(後知恵バイアス)に支えられている側面が強く、現行の地震学において信頼できる予知マーカーとしては採用されていません。