海の激変に立ち向かう「食育」の最前線、新生する体験型施設の挑戦
かつての体験学習といえば、タッチプールでヒトデに触る程度が定番だった。しかし現在のカリキュラムは一線を画す。
参加者は、実際に漁港に揚がった「未利用魚(サイズが合わない、知名度が低いなどの理由で市場に出回らない魚)」を自らの手でさばき、どうすれば美味しく食べられるかを考える。命を無駄にしないためのアプローチを、体験を通じて身体に染み込ませていくのだ。包丁を握る子どもたちの表情は真剣そのものであり、単なるレジャーとは明らかに異なる熱量がそこにはある。