「思っていた姿と違う」ミックス犬ブームの光と影。大人になったチワプーのリアルと、愛護団体が警鐘を鳴らす「見た目至上主義」の罠
ミックス犬の最大の魅力であり、同時に最大の不確定要素が「遺伝子のブレ」だ。純血種のように将来の姿が固定されていないため、成長の過程でどちらの親の血が強く出るかは誰にも予測できない。耳が立つの垂れるのか、マズルが伸びるのか詰まるのか。子犬の頃はプードル寄りだった子が、成犬になるとチワワの骨格が強調され、アンバランスに見える時期もある。この「予測不能さ」こそが雑種(ミックス犬)の本質だが、完璧な規格品を求める消費者にとっては、戸惑いの原因となってしまうのだ。