タケモトピアノCmと財津一郎の軌跡!赤ちゃんが泣き止む秘密と絆
タケモトピアノのCMが長寿番組のように継続した背景には、創業者である竹本功一会長と財津一郎さんの間に結ばれた、損得勘定を超えた強い信頼関係が存在していました。
通常、テレビCMのタレント契約は数クールから数年単位で見直されるのが広告界の常識です。しかし竹本会長は、「タケモトピアノがここまで大きくなれたのは財津さんのおかげ。財津さん以外のCMは考えられない」と公言し、CM映像の撮り直しを行わないまま、毎年欠かさず財津さんと専属契約を更新し続けました。
財津さんが晩年に脳梗塞を患い、体調面から芸能活動をセーブしていた時期も、竹本会長の姿勢は一切揺らぎませんでした。テレビ出演が激減していた期間も正規のギャランティを支払い続け、病床の財津さんを精神的・経済的にも支え続けたのです。
財津さんもまた、自らを生涯にわたって大切にしてくれた竹本会長への感謝を折に触れて語っており、ビジネスパートナーの垣根を越えた「男と男の固い契り」が、あのCMを四半世紀にわたって支え続けた真の原動力でした。