来夢来人の読み方と意味の真相|新丸ビル人気スナックと名曲の秘密

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「来夢来人」という言葉がお茶の間レベルで広く知れ渡る決定打となったのが、1980年(昭和55年)4月25日にリリースされた小柳ルミ子の31枚目となるシングル曲『来夢来人』です。

本作は、作詞を『涙の太陽』や『マツケンサンバII』などで知られる稀代のヒットメーカー岡田冨美子氏、作曲を日本歌謡界の至宝である筒美京平氏、編曲を萩田光雄氏が手掛けた、まさに昭和歌謡の頂点を極める布陣で制作されました。

歌詞で描かれるのは、華やかな都会の片隅で、夢を追いかけながらも孤独や哀愁を抱えて生きる男女の切ない情景です。ステージの眩しい光(ライムライト)と、その影に潜むやるせない愛のすれ違いが、筒美京平氏による哀切極まるマイナーコードのメロディに乗せてドラマチックに紡ぎ出されています。

小柳ルミ子氏の伸びやかで表現力豊かな歌唱は、それまでの「瀬戸の花嫁」などに代表される清純派・叙情派のイメージから、大人の憂いと色香を漂わせる実力派シンガーへの脱皮を見事に証明しました。当時の音楽番組やレコードジャケットにおいて、「来夢来人」という文字が放つ哀愁と都会的センスは、多くのリスナーの心に鮮烈な記憶として刻み込まれたのです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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