Googleマップ鳩人間の正体とは?三鷹の怪現象と現在地を見る方法
ネット上で「三鷹の怪」「Googleマップ最恐のバグ」などと囁かれたこの珍百景の正体は、日常の何気ない面白さを追求する老舗ポータルサイトデイリーポータルZ(DPZ)の編集部およびライター陣による入念なネタ企画でした。
事の発端は2013年3月下旬のことです。当時、Googleは車が進入できない細い路地や遊歩道をストリートビューに収めるため、バックパック型の360度カメラ「トレッカー(Trekker)」を背負った撮影スタッフを日本国内の各所に派遣していました。この撮影隊が東京・三鷹エリアの玉川上水沿いを歩いているという目撃情報をキャッチした編集部が、急遽現場へ先回りしたことがすべての始まりです。
仕掛け人たちは、ドン・キホーテや通販などで調達したリアルな鳩マスクを被り、JR三鷹駅北口からほど近い「玉川上水緑道」に配置。撮影スタッフが通り過ぎる瞬間、歩道の左右に等間隔で整列し、無言でカメラレンズを見つめるポーズをとりました。ストリートビュー特有のパノラマ撮影によって、前を進んでも後ろを振り返っても鳩人間たちに監視されているかのような、完璧な360度パノラマ劇空間が完成したのです。