TppとCptppの違いは?米離脱の真相と2026年最新情勢を徹底解説
Q1:TPPとCPTPPの最もわかりやすい違いは何ですか?
A1:一番の違いは「アメリカが参加しているか否か」と「凍結された条項の有無」です。アメリカを含む12か国で合意した原案がTPP、アメリカ離脱後に残る11か国が医薬品特許保護など米国の要求項目(22項目)の効力を停止して発効させた現行協定がCPTPP(TPP11)です。
Q2:CPTPPの現在の加盟国(参加国一覧)はどこですか?
A2:原加盟国の11か国(日本、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ニュージーランド、シンガポール、ベトナム、マレーシア、チリ、ペルー、ブルネイ)に、新規加盟したイギリスを加えた合計12か国です。
Q3:なぜアメリカはCPTPPに戻ってこないのですか?
A3:米国内の世論や労働組合において自由貿易協定に対する根強い警戒感があり、民主党・共和党を問わず「雇用を守るための保護主義的傾向」が強まっているためです。米国は現在、関税撤廃を含まない緩やかな経済枠組み(IPEFなど)を好む傾向にあります。
Q4:CPTPPとRCEPではどちらが優れているのですか?
A4:一概にどちらが優れているかではなく、性質が異なります。RCEPは中国を含むアジアの広大な市場と人口をカバーする「規模重視」の協定ですが、自由化の基準は緩やかです。一方、CPTPPは関税撤廃率が99%に達し、国有企業規制やデジタル自由化など「質の高さ」を極めた先進的協定です。