夏タイヤと冬タイヤの違いを徹底解説!走行性能と最新コスト比較
「まだ見た目の溝があるから」という自己判断は命取りになりかねない。夏用タイヤの場合、法律上の限界値は残溝1.6ミリ(スリップサインの露出)と定められている。しかし、実際には残溝が4ミリを下回った段階で、雨天時の制動距離は急激に伸び始めることが実証されている。
冬用タイヤの限界サインはさらに手前にある。新品時から50%摩耗した地点を示す「プラットフォーム」が露出すると、スタッドレスタイヤとしての氷雪上性能は失われる。加えて、製造から3〜4年が経過したタイヤはゴムの経年劣化が進行し、見た目の溝が残っていても硬化によって凍結路面でのグリップ力を失う。スリップ事故を未然に防ぐには、残り溝とゴムの硬度の双方を定期的に点検する習慣が欠かせない。