コードブルーとは?病院の隠語の意味とドラマの真実を徹底解説について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
病院内には、コードブルー以外にも重大なインシデントに対応するための「緊急コード」が複数整備されています。特に混同されやすい「スタットコール」や「コードレッド」との違いを、現場の基準に沿って整理した比較表が以下です。
緊急コール名発令基準・発生事象主な招集対象と対応内容緊急度・特徴コードブルー
(Code Blue)患者の心肺停止(CPA)、完全な意識消失、不可逆的危険コードブルー専任チーム、当直医、ICU・救急看護師による心肺蘇生処置(CPR)最優先(秒単位)
生命維持の限界点での救命活動スタットコール
(STAT Call)大出血、アナフィラキシー、急性呼吸不全など心停止前の急変近隣フロアの全医師・看護師。処置の手助けや薬剤準備、気道確保超至急(分単位)
「STAT=至急」が語源。心停止を未然に防ぐ応援要請コードレッド
(Code Red)院内における火災の発生、発煙、爆発などの災害自衛消防隊、全職員。初期消火、患者の避難誘導、防火扉閉鎖施設全体危機
医療処置ではなく防災・避難プロトコルコードピンク
(Code Pink)産科・小児病棟からの乳幼児・小児の連れ去り、誘拐警備員、全出入口スタッフ。全館出口の封鎖、不審者の捜索防犯・保安危機
海外基準発祥のセキュリティコードコードブラック
(Code Black)凶器所持者、院内暴力、爆破予告、不審者侵入警備担当、警察通報班。スタッフ・患者の退避と安全確保治安危機
医療従事者の身の安全を守る防護対応
一般的に「スタット(STAT)」とは、ラテン語の「statim(直ちに)」を略した医学用語で、「今すぐ手が足りないから来てほしい」という即時応援を意味します。一方のコードブルーは「すでに心拍が停止しているか、極めて危機的な状態」であり、より専門的な蘇生手技が求められるという明確な線引きがあります。