軽量化の先にある職人魂:京都ハイカーズギアパーティーが変革する野外文化

軽量化の先にある職人魂:京都ハイカーズギアパーティーが変革する野外文化を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

道具を極限まで削ぎ落とし、身軽に長い距離を歩く。ウルトラライト(UL)思想は単なるスタイルではない。自然と人間との関係性を再構築するためのアプローチだ。この運動の核にあるのが、MYOG(Make Your Own Gear=自作ギア)から発展したガレージブランドの存在である。

京都ハイカーズギアパーティーには、既存の大手メーカーでは実現不可能なエッジの効いたプロダクトが並ぶ。ダイニーマ(DCF)やX-Pacといった最先端の高機能素材を用い、ミリグラム単位で重量を削り取ったシェルターやバックパック。そのどれもが、作り手自身の過酷なフィールド体験から産み落とされた逸品だ。

マイクロメーカーとユーザーの垣根を取り払う直接対話

ウェブサイトのカートボタンを押すだけでは得られない体験がここにある。「なぜこの縫製パターンを採用したのか」「どの気象条件でこの素材が真価を発揮するのか」。ミシンを握るデザイナー本人がブースに立ち、ギアの構造や限界性能について惜しみなく解説する。買い手は単に商品を購入するのではない。作り手の哲学を買うのだ。

京都ハイカーズギアパーティー 展示会場の熱気
吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。