「ひぐらし」真の恐怖・雛見沢症候群の正体と裏で蠢く真犯人の目的
なぜ雛見沢の住人たちは、長年にわたって大発症を起こさずに暮らせていたのか。その鍵を握るのが「女王感染者」と呼ばれる特殊な体質の存在である。古手神社の巫女である古手梨花こそが、その女王感染者であった。
女王感染者は、周囲の感染者の病状を無意識に抑え込むフェロモンのような物質を分泌している。村人たちが雛見沢内に留まり、古手梨花の近くで生活している限り、症候群の発症は極めて低いレベルに抑えられる。まさに村の平和を支える不可欠な柱だ。
しかし、このシステムにはあまりにも過酷な裏の側面が存在した。仮に女王感染者である古手梨花が絶命した場合、村全体の感染者が48時間以内に一斉にL5を発症し、集団狂乱状態に陥ると推測されていたからだ。彼女が担わされた宿命の重さこそが、物語を巡る無限のループと悲劇の核心となっていた。