中学生バレー部活動の激変!地域クラブ選びの罠と月謝・評判の全真相
クラブチーム移行の現実を語るうえで避けて通れないのが、家庭にかかる実働的な労力と、指導現場に潜む格差の実態です。編集部の独自ヒアリングから浮かび上がったのは、多くの家庭が直面する「週末の送迎地獄」でした。
「土日は朝5時起きで県内外への遠征送迎。チームのワゴン車がないため、保護者の自家用車による相乗りが前提でした。他人の子どもを乗せて高速道路を走る精神的重圧に加え、ガソリン代や高速代の割り勘をめぐるトラブルなど、週末が来るたびに胃が痛かった」(関東地区・女子クラブチーム在籍中3保護者の証言)
さらに深刻なのは指導の質における著しい二極化です。日本のスポーツ界では暴力や暴言の根絶が強く叫ばれているものの、民間クラブの密室環境下では過去のスポ根指導が形を変えて残存しているケースが一部で報告されています。一方で、日本バレーボール協会公認の資格を持つ指導者が率いるチームでは、過密日程によるオーバーユース(運動過多)を警戒し、週2回の休養日設定やストレングス&コンディショニング(S&C)の科学的アプローチが徹底されています。チームの扉を開ける前に、実際の練習風景を抜き打ちで見学し、失点時の指導者の言葉遣いや選手の表情の曇りを観察することが、防犯・自衛の観点から極めて有効な手法です。