伝説の劇男一世風靡メンバーの現在とは?哀川翔・柳葉敏郎の真実
華やかな脚光を浴びた影には、厳しい下積み時代と知られざる葛藤が存在した。哀川翔と柳葉敏郎が後年語ったエピソードからは、昭和の若者たちが抱いていた青く熱い情熱が浮かび上がってくる。
「当時は毎日が真剣勝負だった。路上の円陣で少しでも気を抜けば、即座に居場所がなくなるような緊張感があった」――かつてのインタビューで語られた言葉だ。稽古場はいつも汗と熱気に満ちており、振付や動きの精度を高めるために夜を徹して話し合うことも珍しくなかったという。
人気が高まるにつれて大手芸能事務所やテレビ局からのオファーが殺到したが、彼らは安易に商業主義へと流されることを嫌った。「自分たちの足で立った路上こそが原点である」という誇りが、グループ全体の強い結束を生んでいたのだ。時には意見の衝突から本気の殴り合いに発展することもあったというが、そうした泥臭い信頼関係があったからこそ、解散から四半世紀以上が経過した今も互いをリスペクトし合える関係が続いている。