哀川翔のカブトムシ愛はなぜ規格外か?ギネス記録と現在の飼育法
ブリードだけでなく、野外での採集技術においても哀川氏の腕前は伝説として語り継がれています。主な捕獲拠点の一つとして知られる茨城県内の雑木林では、シーズンになると午前3時台に起床し、夜明け前の森へ分け入るのが恒例のルーティンです。
昆虫採集ロケに同行した番組スタッフや関係者の証言によると、哀川氏はクヌギやコナラの樹皮の傷み具合、樹液の匂い、風の吹き抜ける角度を一瞬で見極めるといいます。さらに有名なのが「木蹴り採集」の精度です。幹に傷をつけないよう靴の裏で的確な衝撃を与え、樹上に潜むカブトムシだけを雨のように落とす技術は、熟練のフィールドワーカーそのものです。
ただし、哀川氏はむやみに乱獲することは決してありません。樹皮を剥がして木を枯らすような悪質な採集を厳しく戒め、小さな個体やメスはその場で森へ返すなど、次世代の生態系を守るマナーの啓発にも力を注いでいます。