2026年最新研究が明かす「耳垢が湿っている」体質の真実――遺伝子の秘密から正しい最新イヤーケアまで徹底解説

2026年最新研究が明かす「耳垢が湿っている」体質の真実――遺伝子の秘密から正しい最新イヤーケアまで徹底解説にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

耳垢には大きく分けて「乾燥型(ドライタイプ)」と「湿性型(ウェットタイプ)」の2種類が存在する。日本人の場合、約80%から85%が乾燥型であり、湿性型の割合は全体の15%〜20%程度と少数派だ。そのため、「なぜ自分だけ耳垢が湿っているのか」と疑問を抱く人が多くなるのも無理はない。

この違いを生み出す原因は、第16番染色体に位置する「ABCC11」という遺伝子にある。研究によると、この遺伝子の塩基配列がひとつ異なるだけで、耳の中にある分泌腺の活動量が劇的に変わる。アポクリン汗腺からの分泌が多い人は湿った耳垢になり、分泌が少ない人は乾いた耳垢になる。つまり、遺伝的な個性のひとつに過ぎず、清潔さや衛生状態とは一切関係がない。

世界的に見ると、むしろ湿った耳垢の方がメジャーだ。アフリカ系やヨーロッパ系の人々の9割以上が湿性耳垢を持ち、東アジア人にのみ乾燥型が高頻度で見られる。太古の昔、寒い地域に適応した人類の祖先が乾燥型遺伝子を獲得し、それが東アジア全域に広まったと考えられている。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

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