帽子の洗い方決定版!型崩れ・縮みを防ぎ新品同様に戻すプロ直伝技
帽子のトラブルで最も相談が多いのが、「ツバの付け根やスベリに定着してしまった茶色い黄ばみ」と「かぶった瞬間に立ち上る汗臭い不快臭」です。ファブリーズなどの消臭スプレーをいくら吹きかけても、数時間経つと再び嫌なニオイが復活してしまうのはなぜでしょうか。
帽子が汗臭い原因は、雑菌(モラクセラ菌など)の繁殖にあります。汗自体は本来無臭ですが、頭皮から分泌された皮脂や古い角質をエサにして雑菌が爆発的に増殖し、排泄物を出すことであの独特の雑巾のような悪臭を放ちます。さらに、皮脂に含まれる脂質成分が空気中の酸素によって酸化すると、通常の洗剤ではビクともしない頑固な「黄ばみ・汗ジミ」へと変質するのです。
この酸化した皮脂と雑菌を根こそぎリセットする決定打が、弱アルカリ性の性質を利用した重曹による帽子の汗ジミ・黄ばみの落とし方です。
重曹ペーストの作り方は至ってシンプルです。重曹と水を「2:1」の割合で混ぜ合わせ、ペースト状にします。黄ばみが酷い箇所に直接塗り込み、その上から液体タイプの酸素系漂白剤(ワイドハイター等)を数滴垂らします。すると微細な発泡が始まり、繊維の奥深くに入り込んだ色素と皮脂を浮き上がらせてくれます。そのまま15分ほど放置した後、ぬるま湯でしっかりとすすぎ流してください。