鉄道の聖地・大宮で異彩を放つ「Railyard」の現在地。なぜ今、Z世代や海外客が廃車パーツに熱狂するのか?

鉄道の聖地・大宮で異彩を放つ「Railyard」の現在地。なぜ今、Z世代や海外客が廃車パーツに熱狂するのか?について詳しく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

デジタルネイティブであるZ世代にとって、アナログな鉄道機器は新鮮な体験そのものだ。昭和や平成初期に使われていた行先表示板(サボ)や、カチカチと音を立てる硬券用の改札鋏(かいさつばさみ)が、彼らの目には極めてクールに映る。

スマホ画面の中の記号化された世界に飽きた若者たちが、物理的な重みや金属の冷たさ、手触りを求めて店にやってくる。彼らは購入したヴィンテージ切符をスマホケースの裏に挟み、SNSに投稿する。歴史の継承という大げさなものではなく、純粋な「エモさ」の消費がここにある。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。