もりおか歴史文化館の魅力を徹底解剖!見どころ・料金・所要時間ガイド
もりおか歴史文化館の大きな魅力は、ダイナミックな祭り文化を体感できる「動」の1階と、南部盛岡藩の成り立ちをじっくり辿る「静」の2階という、明快なフロア構成にあります。
1階:圧倒的スケールを誇る「盛岡秋まつり山車」と民俗芸能
エントランスを抜けると、まず目に飛び込んでくるのが吹き抜けの「祭り・民俗体験エリア」です。ここには、毎年9月に開催される盛岡秋まつり(盛岡八幡宮例大祭)で実際に市内を練り歩く実物大の山車展示が常設されています。高さ約4メートルを超える山車には、歌舞伎や歴史絵巻の名場面を再現した人形や豪華絢爛な飾り付けが施され、間近で見上げるその迫力は圧巻のひと言に尽きます。
さらに、初夏の風物詩として全国に知られるチャグチャグ馬コの色鮮やかな装束や鳴り響く鈴の音を再現したコーナー、盛岡さんさ踊りの歴史と太鼓のリズムを学べる体験スペースなど、地域の息づく情熱を五感で楽しむことができます。
2階:南部藩の歴史資料と城下町盛岡の軌跡
2階の歴史展示室へ進むと、空気感は一変して重厚な学術空間が広がります。ここでは中世から近世にかけてこの地を治めた南部藩(盛岡藩)の貴重な歴史資料が系統立てて展示されています。藩主・南部家に伝わる甲冑や刀剣、古文書をはじめ、盛岡城築城時の絵図や精緻な城下町復元ジオラマは必見です。
北上川・雫石川・中津川という3本の河川が合流する天然の要害にどのように町が築かれ、商人や職人が集う町人文化が発展したのかを、最新のグラフィックと映像演出で分かりやすく解説。近代日本の礎を築いた平民宰相・原敬や新渡戸稲造、石川啄木、宮沢賢治といった盛岡ゆかりの先人たちの足跡も深く掘り下げられています。