国際サッカー連盟の巨大権力と2026年W杯拡大の全真相
加盟国が211に拡大し、本大会出場枠が48になろうとも、頂点に立つ国の顔ぶれには強固な歴史的バイアスが存在します。FIFA ワールドカップ 歴代優勝国を振り返ると、過去22大会における王者は南米と欧州のわずか8カ国に限定されています。
- ブラジル:5回(1958, 1962, 1970, 1994, 2002)
- ドイツ:4回(1954, 1974, 1990, 2014)※西ドイツ時代含む
- イタリア:4回(1934, 1938, 1982, 2006)
- アルゼンチン:3回(1978, 1986, 2026)
- フランス:2回(1998, 2018)
- ウルグアイ:2回(1930, 1950)
- イングランド:1回(1966)
- スペイン:1回(2010)
アジア、アフリカ、北中米の国々がいかに競技力を向上させても、準決勝以降の壁を破ることは極めて困難でした。大会拡大は新興国に出場のチャンスをもたらす一方で、「グループステージの試合の質の低下」や「強豪国と初出場国との極端なスコア差」を生むリスクも孕んでおり、競技性と商業性のバランスを巡る議論は2026年現在も続いています。