韓国語のお母さん!オンマとオモニの違いと失敗しない敬語の使い分け

韓国語のお母さん!オンマとオモニの違いと失敗しない敬語の使い分けにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

韓国語でお母さんを指す言葉として代表的なのが「オンマ(엄마)」と「オモニ(어머니)」です。日本語のニュアンスに当てはめると、オンマは「ママ・お母ちゃん」、オモニは「お母さん・母(はは)」に近い距離感を持っています。しかし、単なる「言葉の柔らかさ」だけの問題ではありません。この2つの使い分けを誤ると重大な非礼に繋がる最大の理由は、韓国語における「公私(パブリックとプライベート)の峻別」と「序列に対する厳格な敬意の有無」にあります。

たとえば、実の母親に対して自宅で「オンマ」と呼ぶことは何の問題もありません。しかし、面接試験や職場の同僚・上司との会話、あるいは結婚の挨拶といった公的なシチュエーションで自分の母親を「オンマ」と呼ぶと、「公私の区別がつかない幼い人物」「教養や礼儀を欠いた社会人」という烙印を押されかねません。

さらに深刻なのが他人の母親に対する呼び方です。友人の母親や交際相手の母親に向かって、親しみを込めたつもりで「〇〇のお母さん」という感覚で「オンマ」や「オモニ」と直接呼びかけるのは明確なマナー違反です。第三者の母親には、必ず敬称の接尾辞「-ニム(님)」を付けた「オモニム(어머님)」を用いなければなりません。親近感の表明のつもりで使ったフランクな単語が、相手の家族に対する無礼な言葉遣いへと反転してしまう点が、この使い分けの最大の落とし穴です。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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