プロ野球の乱闘劇はなぜ勃発する?危険球の真相と歴代処分の全貌
Q1:乱闘の輪に加わらなかった選手にも罰金やペナルティはある?
A1:公認野球規則による公式処分はありませんが、球団やチーム内の規律として罰金が科される慣習が存在したチームは実在します。「仲間が戦っているときに傍観することはチームワークを乱す」という首脳陣の判断によるもので、多くの元プロ選手がその実態を証言しています。
Q2:危険球と通常の死球は何が違う?頭部以外でも危険球退場になる?
A2:NPBの現行ルールでは、「打者の頭部(ヘルメット含む)への直撃」かつ「球審が危険と判断した場合」に危険球退場が適用されます。胴体や腕、足への死球はどんなに球速があっても危険球とはみなされません。ただし、警告試合が宣告された後の死球であれば、頭部以外であっても故意と判断されれば即座に退場処分となります。
Q3:メジャーリーグ(MLB)の乱闘処分が日本より重いと言われる理由は?
A3:MLBでは乱闘に関与した選手に対して5〜10試合程度の長期出場停止処分が科されることが一般的であり、その期間中は日割り計算で年俸が没収されます。高額年俸の選手であれば数千万円以上の実質的な金銭的損失が発生するため、NPBの数十万円規模の制裁金と比較して圧倒的にペナルティが重いとされています。
Q4:乱闘が収まらず試合が続行できなくなった場合、どうなる?
A4:審判員が試合再開を促したにもかかわらずチームが応じない場合や、グラウンドの秩序が完全に崩壊した場合は「没収試合(フォーフィッテッド・ゲーム)」が宣告されます。規定により違反したチームの9対0の敗戦扱いとなりますが、近年のプロ野球では審判団と両首脳陣の自制により、没収試合に至るケースは極めて稀です。