イチロー全盛期の年俸はいくら?後払い契約の真相と生涯収入のリアル

イチロー全盛期の年俸はいくら?後払い契約の真相と生涯収入のリアルとは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

現在、ドジャースの大谷翔平選手が結んだ「総額7億ドルのうち6億8,000万ドルを後払いにする」という前代未聞の契約が記憶に新しいところですが、実はこの後払い(ディファード)の仕組みを極めて有利な条件で先駆的に活用していたのがイチロー氏でした。これこそが、多くのファンが関心を寄せるイチロー後払い契約の真相です。

2007年7月に締結された5年9,000万ドルの延長契約において、代理人を務めていたトニー・アタナシオ氏は極めて巧妙な条項を盛り込みました。年俸1,800万ドルのうち、毎年500万ドル(5年間で計2,500万ドル)の受け取りを現役引退後へと据え置く合意を交わしたのです。

このディファード契約の最も凄まじい点は、「年利5.5%の複利計算」が付帯していたことです。一般的な預金利息では考えられない高い利回りが球団側の信用によって保証されており、現役を退いた2026年以降、2032年頃まで毎年数億円単位の元利金がシアトル・マリナーズから確実にイチロー氏の口座へと振り込まれています。

さらにMLBには世界最強の手厚さを誇る年金制度が存在します。メジャー登録日数が10年を超える選手は満額受給の資格を得るため、イチロー氏のMLB年金受給額は年間約22万ドル(約3,300万円以上)に達し、原則として満60歳から生涯にわたって支給されます。現役引退から歳月が流れた現在も、経済的な基盤は盤石そのものです。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。