プロ直伝のエアコン掃除のやり方完全版!自分で落とす黒カビとNg行為

これさえ読めば安心! プロ直伝のエアコン掃除のやり方完全版!自分で落とす黒カビとNg行為の導入方法をステップバイステップで解説します。

SNSや大手掲示板、知恵袋などのコミュニティを調査すると、初夏や大掃除の時期に急増する相談があります。「週末にエアコンを自分で念入りに掃除したら、翌日からルーバーの隙間から水がポタポタ降ってきた」「エアコン下のテレビやパソコンが水浸しになった」という切実な声です。

この掃除直後の水漏れトラブルは、ほぼ100%「ドレン排水系統の閉塞」によって発生します。冷房運転中、室内機のアルミフィンからは1時間に1リットル以上の結露水が発生しています。この水は「ドレンパン」と呼ばれるプラスチックの受け皿に集まり、勾配のついた細い「ドレンホース」を通って屋外へと自然排水されます。

自力でブラシを突っ込んだり、洗浄スプレーを吹きかけたりすると、剥がれ落ちた大きなホコリの塊やカビの被膜がドレンパンの排水口へ一気に流れ込みます。その結果、わずか内径14〜16ミリしかないドレンホースの入り口で汚れが「栓」の役割を果たしてしまいます。流れる場所を失った冷水は、数十分の冷房運転でドレンパンから溢れ返り、吹き出し口の風に乗って部屋中へ撒き散らされるのです。

もし掃除後に水漏れが発生した場合の緊急対処手順は以下の通りです。

1. 直ちに冷房運転を停止し、コンセントを抜く
運転を継続すると結露水がエンドレスに生成され、階下漏水事故につながります。

2. 屋外のドレンホース出口を確認する
屋外の室外機付近にある蛇腹状の細いホースの先端をチェックします。ホース内に泥バチが巣を作っていたり、先端が地面の泥に埋まっていたり、落ち葉が詰まっていないか確認します。

3. ドレン用サクションポンプで詰まりを吸い出す
ホームセンターや通販で1,500円前後で入手できる「ドレン用サクションポンプ(排水管の詰まり取り用手動ポンプ)」をホース先端に差し込み、レバーを強く引き抜きます。このとき、絶対にポンプを押してはいけません。汚れを室内機側に押し戻してしまい、部屋の中に汚水が逆流噴射する大惨事になります。「引いて吸い出す」動作を数回繰り返すことで、詰まっていたヘドロ状の汚れと溜まった水が一気に排出され、トラブルの9割は自力で解消できます。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。