絵の具とポスターカラーの違いとは?重ね塗りのコツや代用の真相を徹底解説

絵の具とポスターカラーの違いとは?重ね塗りのコツや代用の真相を徹底解説に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「ポスターカラーに関する誤った認識」が散見されます。作品を無駄にしないために、知っておくべき2つの真実があります。

誤解1:「ポスターカラーは乾いたら水に強くなる」という錯覚

「アクリルガッシュ」と混同しているユーザーが最も陥りやすい罠です。ポスターカラーはどれほど長期間乾燥させても耐水性にはなりません。完成したポスターの上に雨粒が一滴落ちただけでも、そこから円状に色が溶け出して下地が露出します。屋外に掲示する看板や、水滴がかかる恐れのある場所に展示する場合は、必ずアクリル絵の具を使用するか、完成後に専用の耐水保護ワニススプレーを塗布する必要があります。

誤解2:「パレットの上でカチカチに乾いても、水で溶かせば新品同様に使える」

透明水彩絵の具は、パレットに出して乾燥させた固形絵の具を水で溶かしながら使うのが一般的です。ポスターカラーも水溶性であるため、水をつければ再び溶け出します。しかし、一度乾燥したポスターカラーを水で溶かしても、チューブから出した直後のような均一な隠蔽力や滑らかさは戻りません。顔料の分散バランスが崩れ、画面にダマやザラつきが生じる原因となります。ポスターカラー本来の均一な塗膜を作るためには、毎回必要な分だけをパレットに出して使い切るのが鉄則です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。