ピアノのペダル使い方の極意|3本の違いと音が濁る原因を徹底解説
ピアノ譜には、作曲家や編曲者によって異なるペダル記号が記載されています。主な記号の表記法と踏み替えの読み解き方を整理します。
- 「Ped.」と「(花マーク)」:伝統的な古典派・ロマン派(ショパンなど)の楽譜に多い記法。「Ped.」の箇所でペダルを踏み、「」の箇所で完全に離す。
- 鉤括弧線(ペダルライン):現代の楽譜で最も普及している視覚的な記法。線の始まりで踏み、水平線が続くあいだ保持し、山型の切れ込み(∧)で「素早い踏み替え(離してすぐ踏む)」を行い、線の終わりで完全に離す。
- 「una corda(ウナ・コルダ)」と「tre corde(トレ・コルデ)」:左のソフトペダルの指示。「una corda」で左ペダルを踏み込み、「tre corde」で解除して通常の音色に戻す。
楽譜上のペダル記号はあくまで「目安」であり、演奏する部屋の音響特性や使用するピアノの鳴り方によって、踏む深さやリリースのタイミングを耳で聴きながら微調整することが求められます。