おぼっちゃまくん背中丸出しの真相!びんぼっちゃま誕生秘話と服の謎
テレビアニメ版(テレビ朝日系列・1989年〜1992年放映)および月刊コロコロコミックの原作漫画において、びんぼっちゃまの「背中」は幾度となく名エピソードの主軸となりました。
代表的な名シーンとして知られるのが、移動時の「壁づたい歩き」です。背後を人目に晒すことは元貴族の沽券に関わるため、彼は街中を歩く際、常に民家の塀やビルの外壁に背中をぴったりと密着させながら横歩きで移動します。角を曲がる際には一瞬の隙も作らず素早く体を反転させるなど、もはや体術の域に達した身のこなしは視聴者を大いに沸かせました。
また、冬場のエピソードでは過酷を極めます。背中側に布地がないため、寒風が直接地肌を直撃して霜焼けや凍傷寸前になりながらも、「紳士たるもの寒さごときに顔を歪めてはならない」と歯を食いしばって直立不動を貫く姿が描かれました。
さらに、茶魔との掛け合いで繰り広げられる「茶魔語」の数々も作品の象徴です。茶魔の代表的フレーズである「ともだちんこ」「おはヨーグルト」「ぜっこーもん」「ありがたまきん」「いいなけつ」といった言葉に対し、びんぼっちゃまは「落ちぶれてすまん!」と威風堂々たる礼節を保ちながら応じ、ギャグの応酬の中に揺るぎない絆を築き上げました。