妊娠15週のリアル|お腹の大きさ・つわりの終わりと流産リスクの真実
妊娠15週を迎えた胎児は、頭殿長(CRL)が約10〜12cm、体重は約100g〜120g(グレープフルーツ小玉〜レモン1個分程度)まで急成長を遂げます。骨格の骨化が進み、関節を曲げ伸ばししたり、羊水を飲み込んで排泄する嚥下・排尿訓練を活発に行うようになります。
妊婦健診で撮影される妊娠15週エコー写真では、頭部・胴体・手足のバランスが人間らしいプロポーションへと整い、指しゃぶりやあくびをする愛らしい姿が確認できるケースも増えてきます。
母体の外見においては、妊娠15週お腹の大きさに明確な変化が現れ始めます。子宮のサイズは大人の握りこぶし大から「小児頭大(グレープフルーツ大)」へと拡大し、恥骨結合の上部を触ると硬いふくらみを感じ取れるようになります。特に経産婦や皮下脂肪が薄い体型の方では、下腹部がぽっこりと前に突き出し、普段のタイトな衣服が窮屈に感じられる時期です。
厚生労働省および日本産科婦人科学会が提示する適正体重管理の指針に基づくと、妊娠15週体重増加のペースは、妊娠前BMIが普通体型(18.5以上25.0未満)の方で非妊娠時+1.0kg〜2.5kg程度が一般的な巡航速度です。つわりが軽快して食欲が回復する妊婦が増える一方、急激な体重増加は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクを跳ね上げるため、週あたり0.3kg〜0.5kg増の緩やかなペースを守ることが推奨されます。