則本昂大のメジャー挑戦消滅の真相!7年契約の裏と抑え転向の決断
長期契約が公表された当時、ファンの間では賛否が渦巻きました。SNSや大手掲示板では「楽天に骨を埋めてくれるのは嬉しい」「球団のレジェンド確定」と歓喜する声が上がった一方、「夢を追いかけてメジャーで勝負する姿が見たかった」「肘の怪我で挑戦を諦めたのが悔しい」といった落胆の声も少なくありませんでした。
スポーツ紙遊軍記者やMLB関係者の取材記録を紐解くと、当時のスカウト陣の本音はさらに冷静でした。
「全盛期の奪三振力は間違いなくメジャー級だった。しかし、彼はチームのために年間180イニング以上を投げ続け、球数を惜しまない完投型の美学を持っていた。その献身性が、メジャー移籍の適齢期に肘の摩耗という形で跳ね返ってしまった。ビジネスと身体の消耗度を冷徹に見極めるメジャー球団の基準では、2019年の手術歴は致命的なマイナス材料になってしまった」(MLBナショナル・リーグ球団スカウト関係者談)
ファンのロマンと、プロスポーツビジネスの非情なリスクヘッジ。その狭間で下された決断だったからこそ、今振り返っても則本の選択には重みがあります。