日教組とは何か?組織率激減の真相と問題視される理由を徹底解説
日教組の正式名称は「日本教職員組合(にほんきょうしょくいんくみあい)」です。小・中・高校や特別支援学校の教職員、学校事務職員などで構成される日本最大規模の教員系労働組合であり、ナショナルセンター(中央労働団体)である「連合(日本労働組合総連合会)」に加盟しています。
日教組の活動内容をわかりやすく分類すると、大きく以下の2つの柱に集約されます。
- 労働組合としての待遇改善活動:教員の給与水準の維持、長時間労働の是正、変形労働時間制への反対、人員増員要求など、労働環境を守るための労使交渉。
- 教育・社会運動(教育研究活動):「教え子を再び戦場に送るな」という創立以来のスローガンに基づく平和教育の推進、ジェンダー平等、教科書検定や学習指導要領に対する批判的提言。
1947年の結成当初、戦前の軍国主義教育への深い反省から生まれた日教組は、教員の自立と民主主義教育の確立を掲げ、最盛期には加入率が80%を超えていました。しかし、その活動方針が次第に政治色を帯びて先鋭化したことで、長年にわたる社会的論争の中心に立つことになります。