ランディ・バースの現在と伝説|2年連続三冠王から殿堂入りまで徹底解剖
阪神ファンから「神様、仏様、バース様」と崇められたランディ・バース(本名:ランディ・ウィリアム・バース)は、現役引退後も極めて異色かつ多彩なキャリアを歩んできました。日本を去った後、故郷である米オクラホマ州ロートンへ戻り、広大な敷地で牧場(ランディ・バース牧場)を経営。小麦や牧草の栽培、肉牛の飼育を手掛ける実業家としての基盤を築きました。
さらに2004年には民主党から出馬してオクラホマ州上院議員に初当選を果たし、2016年まで実に12年間にわたって州議会議員を務め上げました。議員時代は教育改革や農業振興、スポーツを通じた青少年育成に尽力し、地元住民からも高い信望を集めています。
政界を勇退した後は再び牧場経営に軸足を置きつつ、日本との架け橋としての役割を精力的にこなしています。2026年には日本の野球殿堂入り(エキスパート表彰)に選出され、表彰式のために来日。甲子園球場やセレモニーの場に姿を現すと、スタンドを埋め尽くしたファンから割れんばかりの歓声で迎えられました。公の場で見せる穏やかな笑顔と、今なお流暢に発せられる「オオキニ」「ガンバリマス」という関西弁交じりの挨拶は、彼がどれほど日本とタイガースを愛し続けているかを雄弁に物語っています。