2030年に日本の不動産は暴落する?二極化の真相とプロの下落予測
大手不動産情報サイトSUUMOや各種SNSコミュニティでは、日夜マイホーム購入に悩む層の悲痛な叫びが交錯しています。大手掲示板や知恵袋、X(旧Twitter)に投稿されたリアルな声を検証すると、現代の買い手が直面している過酷なジレンマが浮き彫りになります。
「30代半ば、世帯年収1,100万円で子どもが1人。都内23区で探すと、築20年の70平米中古マンションですら8,500万円。金利が上がれば毎月の支払いは管理費込みで25万円を超える。これでは教育費も老後資金も残らない。今が天井だと信じたいが、見送ってさらに上がったら一生買えないのではないか」(30代会社員・Xへの投稿より)
一方、住宅ローン審査の現場では、借入審査の「質」が急速に変化しています。大手信託銀行の融資担当者はこう証言します。
「2026年頃までは、年収倍率8倍〜9倍のペアローンを組んで1億円超を借り入れるパワーカップルが審査の主役でした。しかし足元では、金利上昇シナリオを前提とした『返済比率の見直し』を行うお客様が増加しています。特に変動金利を選択する場合、5年ルール・125%ルールがあるとはいえ、元本返済が進まなくなる未払利息のリスクを警戒し、購入予算そのものを1,000万〜1,500万円引き下げる動きが顕著です」
買い手の購買力が限界に達している中で、物件価格が下がらないのは「売り急ぐ個人がまだ少ないから」に過ぎません。しかし今後、定年退職に伴うローン返済困難や、相続によって保有コストに耐えられなくなった物件が市場に滞留し始めれば、実勢相場が下押し圧力を受けるのは必然の流れといえます。