上白石萌音の親の職業と教育方針の凄さ|実家金持ち説とメキシコの真相
一方、母親は元中学校の音楽科教員であり、退職後もピアノ指導者として子どもたちに音楽の基礎を教えてきた専門家です。
「萌音(もね)」という印象的な名前は、「音楽が好きになってほしい、音を萌(きざ)すような豊かな子に育ってほしい」という母親の純粋な祈りから名付けられました。続いて生まれた妹の「萌歌(もか)」もまた、「歌を萌す」という意味が込められており、家庭内には常にクラシックや合唱曲をはじめとする上質な音楽が流れていたといいます。
しかし、家庭教育における母親のスタンスは非常に客観的でした。萌音自身、幼少期に母親から直接ピアノの手ほどきを受けた時期がありましたが、母親が指導者目線になるとどうしてもレッスンが厳しくなり、ある日泣きながら「お母さんには習いたくない」と打ち明けたエピソードがあります。その際、母親はプロフェッショナルとしてのプライドを振りかざすことなく、即座に家庭内レッスンを取りやめ、娘を外部の音楽教室やミュージカル教室(鹿児島市のマリアミュージカルアカデミー)へ通わせる決断を下しました。親としての愛情と指導者としての立ち位置を混同しない、極めて理性的な判断が子どもの才能を潰さずに伸ばす結果となりました。