名古屋西区主婦殺害事件の真実|高羽奈美子さん未解決27年の足跡
Q1:なぜDNAや血痕が残っているのに、犯人の身元が特定できないのですか?
A1:犯人のDNA型や血液型B型は完全に採取されていますが、警察のDNAデータベースは「過去に逮捕歴のある被疑者」を対象として蓄積されているためです。犯人が前科のない一般市民であり、犯行後も一度も警察に検挙されていない場合、既存の公的データベースとの照合だけでは特定に至りません。市民からの通報や、別の捜査線上で浮上した人物との個別照合が必要不可欠となります。
Q2:名古屋西区主婦殺害事件に時効はあるのですか?
A2:公訴時効はありません。事件発生当時の法律では殺人罪の公訴時効は15年(2014年に時効成立予定だった)でしたが、2010年4月の刑事訴訟法改正により、人を死亡させた凶悪重大犯罪の公訴時効が完全に撤廃されました。この法改正は過去の未解決事件にも遡及適用されたため、本事件の犯人は生涯にわたり罪を問われ続けます。
Q3:夫の高羽悟さんは、現在も現場のアパートを借り続けているのですか?
A3:はい、現在も賃貸契約を継続し、家賃を支払い続けています。「事件現場をそのまま保全し、犯人に現場の空気を直接突きつける」「妻が生きた証拠と無念を消さない」という強い信念のもと、四半世紀以上、総額2,000万円を超える費用を個人で負担しながら現場を守り続けています。