エクオールを作れる人の特徴と腸内環境の決定打!日本人半数の真実

エクオールを作れる人の特徴と腸内環境の決定打!日本人半数の真実の全貌を詳しく解説してご紹介します。

大豆イソフラボンの一種であるダイゼインが腸内細菌によって変換されることで生まれるエクオール。女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た構造を持ち、更年期障害の緩和効果や骨密度の維持、肌の弾力保持に優れた働きを示すことが数々の臨床試験で報告されています。ところが、この恩恵を大豆食品から直接享受できる体質を持つ人は、決して当たり前の存在ではありません。

日本国内の大規模な疫学調査や医療機関の解析データによると、日本人女性の産生率と年代別データには明確な断絶が存在します。50代以上の更年期世代ではおよそ50%がエクオールを産生できるのに対し、欧米型の高脂肪・低食物繊維の食生活で育った20代から30代の若年層では、エクオール作れない人の割合が約70%〜80%に達し、産生者はわずか2割から3割程度に落ち込んでいるのです。ちなみに、歴史的に大豆を食べる習慣が乏しかった欧米白人層の産生率は約20〜30%といわれており、日本の若い世代は欧米並みの腸内環境へ移行しつつあることが浮き彫りになっています。

「大豆製品をしっかり食べているから安心」という盲信は、現代のデータの前には通用しません。日頃の大豆イソフラボンの摂取量がいかに多くとも、変換を担う腸内細菌が働いていなければ、イソフラボンはそのまま体外へ排出されてしまいます。自らが産生能力を持っているかどうかを知ることは、健康管理の出発点といえます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。