ドラマStキャストの現在と相関図!続編が出ない真相と配信情報
これから『ST』シリーズを視聴する方、あるいは久しぶりに見返したい方が最も混乱しやすいのが「どの作品から見始めるべきか」という点です。公開順がそのまま物語の時系列となっているため、以下の順序で視聴するのが最も自然にキャラクターの心情変化を追うことができます。
【推奨される完全視聴ロードマップ】
- 第1章:スペシャルドラマ『ST 警視庁科学特捜班』(2013年4月10日放送)
すべての始まり。キャップとして着任した百合根と、まだ完全に心を開いていないSTメンバーとの最悪の出会い、そして最初の難事件解決を描くパイロット的作品。 - 第2章:連続ドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』(2014年7月〜9月期・全10話)
連続ドラマとしてチームの結束が試される本編。各話ごとに各メンバーの専門分野やトラウマに焦点を当てつつ、背後に潜む巨大な陰謀と警察組織内の対立が描かれます。 - 第3章:完結編『映画 ST 赤と白の捜査ファイル』(2015年1月10日公開)
シリーズの集大成。赤城が殺人容疑で逮捕され、百合根が「僕が赤城さんを逮捕します」と宣言して追跡劇が展開。二人の信頼の究極形が示されるクライマックスです。
【今野敏による原作小説とテレビドラマ版の決定的な違い】
警察小説の名手・今野敏が1998年から発表している講談社文庫の『ST 警視庁科学特捜班』シリーズと、実写ドラマ版には大胆な改変が加えられています。
最も顕著な違いは「青山翔」の設定です。原作小説の青山翔は「小柄で理知的な美青年(男性)」ですが、ドラマ版では志田未来が演じる勝気な女性キャラクターへと大胆に変更されました。また、原作の百合根警視は比較的沈着冷静なリーダーですが、ドラマ版では岡田将生の演じる「怒鳴られ、振り回され、右往左往しながらも必死に立ち向かう愛されキャラ」へと脚色され、藤原竜也のオーバーアクション気味な芝居と見事な化学反応を生み出しました。本格ハードボイルド警察小説を、痛快なポップ・バディエンターテインメントへと昇華させた翻案の成功例といえます。