十勝・丸美が丘温泉の真実!極上モール泉と奇跡の泡付きぬる湯の正体

十勝・丸美が丘温泉の真実!極上モール泉と奇跡の泡付きぬる湯の正体にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

十勝エリアといえば、太古の植物堆積層を通って湧出する世界屈指の「モール温泉」の宝庫として知られます。フミン酸やフルボ酸といった天然の植物性有機物を豊富に含み、「天然の化粧水」とも称される琥珀色の湯ですが、その中でも音更町 モール温泉の頂点と評されるのが丸美が丘温泉です。マニアが「一度入れば忘れられない」と口を揃える最大の理由は、敷地内で湧出する2種類の異なる源泉を贅沢に使い分けている点にあります。

浴室の扉を開けると、ほのかに甘く香ばしい植物性のモール臭が鼻腔をくすぐります。浴槽は大きく2つに仕切られており、それぞれ注がれている源泉が異なります。第一の湯船は、湯口から湧きたてのフレッシュな源泉が惜しげもなく注がれる「あつ湯(約44〜45℃)」。濃い琥珀色をした湯はツルツルとした強いヌメリ感を持ち、肌に触れた瞬間に染み渡るような力強い熱量を感じさせます。

そして、丸美が丘温泉の評価を決定づけているのが、第二の湯船である「ぬる湯(約39〜40℃)」です。この浴槽こそが、全国の愛好家を熱狂させる丸美が丘温泉 泡付きぬる湯の正体です。湯口から注がれる源泉には目に見えないほどの微細な天然ガス・炭酸成分が溶け込んでおり、湯に身を沈めて数十秒も静止していると、全身の肌にびっしりと無数の細かな気泡が付着します。手でぬぐうとシュワシュワと気泡が弾け、次の瞬間には再び全身がベルベットのような微細泡で覆われる感覚は、加水や循環ろ過を行わない丸美が丘温泉 源泉かけ流しだからこそ成立する奇跡の現象といえます。

一般的な温泉施設では、温度調整のために加水を施したり、衛生管理の観点から塩素殺菌を行ったりすることが珍しくありません。しかし、同施設では湧出量と湯温のバランスを巧みに保ち、塩素消毒なしの新鮮な湯を生のまま浴槽へ流し込んでいます。湯の鮮度と個性が一切損なわれていないこと、これこそが舌の肥えた温泉通をも虜にする核心の理由です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。